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NHKスペシャルの問題は単に科学的検証を行わなかったということだけではない。真に問題なのは、法律によって徴収されている受信料を使って、人権侵害番組を製作し、それを公共の電波に流したことなのだ。
NHKがいい加減な検証で番組を放映したことは過去にもある。(「人麿の暗号」のようなトンデモ学説をどうやら真剣に放送していた時には、テレビの前でひっくり返りそうになってしまった) もちろん、NHKのような権威あるマスコミが嘘を流すことは大きな問題である。しかし、「『万葉集』は韓国語で書かれている」という程度の嘘を流したとしても、実害はさほど大きなものではない。 今回、NHKスペシャルは障害児を虐待しているようにしか見えない映像を流し、それが虐待でないという証拠をいっさい提示しなかった。 もし「奇跡」が事実であるとするなら、NHKスペシャルは結果的にあの家族を晒し者にし、名誉を傷付けたことになる。 そして、もし「奇跡」が事実でないなら、障害児への虐待 (自覚的か、無自覚的かは別にして) を看過し、その映像を数千万人規模の視聴者に見せたことになる。これは障害児本人並びに虐待を自覚できない両親対する明確な人権侵害である。 説明と証して、何の意味もない映像を流した土曜スタジオパークも人権侵害については同罪だ。 このようなことは決して許されるべきではない。 あくまで、「奇跡」が真実だと主張するなら、早急に「奇跡の詩人」を再放送すると共に、検証番組を制作するべきだ。 そして、「奇跡」が事実でないとしたら、素直にそれを認め、謝罪すべきだ。 どちらかが実現するまで、残念ながら、彼らが重大な人権侵害を続けていると見なさざるを得ないだろう。 小林氏のホームページはコチラ→http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kbys_ysm/ |